東洋医学入門|未病を治すためにの続きです。
尿トラブルで悩んでいた僕は、東洋医学のメリットに惹かれ、漢方薬局に相談しに行くことにしました。
僕が訪れたお店は、謳い文句が『「漢方」だけでない多角的な処方を』だったので、自分の体質にあった処方をしてもらえると思い、このお店に決めました。
相談は完全予約制だったので、電話で予約。
そして、漢方相談の当日。
来店して、まずは血流と血圧、体組成測定を実施。
事前に東洋医学について調べたときのイメージだと、血圧や体重、体脂肪率などの数値的なデータは扱わないと思っていましたが、数値的データに慣れている自分としては、こういったデータを元に話してくれて、分かりやすかったです。
実際に測定したデータがこれです。
①
②
③
①の検査表を見てみると、体脂肪量が低過ぎることが分かりました。
自分は少食という訳ではないですが、基礎代謝量がいいのですぐに脂肪が燃えてしまうらしい。
それに加え、僕は朝に筋トレするのだが、朝に筋トレすると基礎代謝量が更に上がる。
本来は基礎代謝は上がったほうがいいのだが、自分のそのせいで脂肪が中々つかない。
もっと、食べるしかないのかな?
食べることが好きなので、問題はないが。
②の検査表では、心臓から血を送り出す力が弱いことが分かった。
冬に冷え性で悩むのは、これ原因だったかもしれないな。
③の検査表では、五臓(肝・心・脾・肺・腎)の強さ?が分かるらしいのだが、自分は全体的に数値が低く、特に腎の数値が低い。
※五臓とは?
東洋医学においての人間の内臓を言い表していて「肝(臓)」「心(臓)」「脾(臓)」「肺」「腎(臓)」の事。
病院などで言われる肝臓や心臓とは少し違い、東洋医学の概念です。
参照元:東洋医学の「五臓(と六腑)」
この腎に不調があると人体の成長や骨格形成、生殖機能、排泄機能などに関連する症状が出ることが多く、現在悩んでいる頻尿や今年の冬場に悩んでいた冷え性も、腎の不調に関連するらしい。
また、生活習慣の改善で治ったと思っていた二枚爪も、もしかしたら、この腎の不調で出たのかもしれない。
この検査データを元に漢方薬局の先生が僕の症状のことや生活習慣、尿・便の具合など細かく問診してくれた。
そして、日々の生活習慣のアドバイスと漢方薬をもらいました。
この薬は全て食前に飲むもので、漢方薬の場合、薬の吸収をよくするために食前など空腹時に服用するのが基本らしい。
※漢方薬は長時間服用続けなければ効かないという印象をもたれやすい?
損なわれた生体機能をダイレクトに補ってくれる西洋薬と違って、漢方薬は体全体の機能を高めるように作用するため、効果を実感するのに時間がかかる傾向がある。しかし、長く飲まなければ効かないのではなく、症状や体の変化として効果が自覚されるまでに時間がかかる。
これだけの薬を買って、値段は13,390円。
来月の予約もして今回の漢方相談は終わり。
値段は中々掛かりましたが、丁寧な問診をしてもらい、自分に合った薬を選んで頂いたので、とても満足しました。
明日から毎日の服薬と、先生に教えてもらった生活習慣のアドバイスも実践して、尿トラブルの解決と腎機能の向上を目指していきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。