雑記

漢方入門|未病を治すために

雑記

先日、初めて漢方薬局に行き、自分の体についての相談をしました。

漢方薬局に行った1番の理由は、頻尿と尿意切迫感(以下「尿トラブル」という)を治したいからです。

※頻尿とは、1日に8回以上、夜間に1回以上トイレに行くこと
※尿意切迫感とは、急に尿意を催し、我慢できそうにないこと

 

尿トラブルは半年前から悩んでおり、当初は泌尿器科の病院に行きました。

その時に尿検査や超音波などの検査を受けましたが、異常は見当たらなく、過活動膀胱と診断されました。

※この過活動膀胱の原因は、詳しいメカニズムはよく分かっておらず、加齢や精神的ストレスではないかと言われています。

その時に膀胱の過剰な活動を抑える薬をもらい、少しは良くなりましたが、相変わらず、尿トラブルの状態が続いていました。

もう一度、泌尿器科の病院へ行きましたが、同じ薬を貰うだけ。

食事や生活習慣を改善していけば、そのうち良くなるだろうと思っていましたが、慢性的な肩コリや腰痛、疲労感はなくなったものの、尿トラブルだけは改善されません。

 

半ば諦めかけていた中、You Tubeで西洋医学と東洋医学(漢方と同じ意味)の違いの解説動画を見つけました。

※漢方とは、漢方=漢方薬と思われがちですが、実はそうではないそうです。
東洋医学の治療法のひとつに漢方薬を用いた治療があり、この他に養生・気功・整体・薬膳・鍼灸などを含んだ広い意味で使われているらしい。
参照元;https://www.nihondo.co.jp/philosophy/kampo/

西洋医学では、「体や心がある一定の状態を保つことが健康、そこから外れたら病気」という健康観がある。

例えば、体温が平熱なら正常だが、熱が上がったら病気であると考え、正常に戻すために、熱を下げる薬を処方する。

同じように、血圧や血糖値、心電図など、数値化や映像化したデータを取り、そのデータが正常で一定していることが健康である、と考える。

数値が正常値なら健康、外れているなら病気だと判断できるので、分かりやすいが、体調が悪いのに数値的には正常だと対応が難しくなる。

 

東洋医学では、「体の中のすべてのものは絶えず変化していて、その状態こそが健康」という健康観があり、その変化が何らかの理由で停滞すると、不調や病気が生じると考える。

人の心や体は、食事や天候、人間関係などの外側からいろいろな影響を受けている。それと同時に、加齢や体質の変化、疲労、ストレスなど体内からの影響を受けている。

このような体の内外からの影響を受けても、それを跳ね返すことができるだけの自然治癒力があれば、健康を保つことができる。

しかし、何らかの理由でその影響に対応できなくなると、全身のバランスが崩れ、体の中の変化に異常が生じてしまう。

これが不調であり、病気である。

東洋医学ではこうした症状を治療する場合、体内のバランスがどう崩れたかに着目し、患者自らの力でそのバランスを取り戻せるように治療を行う。

例えば、発熱をした場合、熱を下げる治療をするのではなく、熱で体力を消耗しないようにサポートしつつ、熱に対抗する力を高めるように治療をする。

 

この他にも東洋医学についての本や動画を見て分かったことは、
東洋医学は、人それぞれの体質や心身の状態などに合わせ、自然治癒力を利用し、体の不調を内側から根本的に治す治療法で、未病に対しての治療に効果的であること。

※未病とは、まだ病気にはなっていない状態であるが、何らかの継続した自覚症状があること。

 

そこで僕は今の自分に必要な治療は西洋医学ではなく、東洋医学ではないかと考え、漢方薬局へ相談しに行くことにしました。

少し話が長くなってしまいましたので、この続きは、また書きたいと思います。

 

東洋医学の情報はこちらを参考にしました。
気になった方はぜひ読んでみてください!

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なしお

"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。

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