「最強の体は食事で作れる!」という本がとても参考になったので紹介します。
この本では、健康でいるために「酸化」「糖化」「慢性炎症」への対策が重要だと書かれていました。
そこで、この3つそれぞれの意味と対策を簡単に紹介します。
酸化について
酸化とは?
「酸化」とは、「活性酸素」という物質により、体の細胞が攻撃され、体の機能が低下し、劣化する反応です。体の「サビ」とも言われています。
活性酸素は、吸った酸素の一部が変化し、本来は、体に侵入したウイルスや細菌をやっつけてくれたりと良い働きをしてくれます。
しかし、ストレスなどで体に負担がかかると増える活性酸素は、増えすぎると健康な細胞まで攻撃!!
すると、新型コロナやインフルエンザといった感染症のウイルスや細菌が侵入し、感染症に掛りやすくなってしまう。
酸化を防ぐには?
「酸化」を防ぐには、「抗酸化作用」と呼ばれる、「活性酸素」を除去してくれる成分がある食材をとっていくなどの食べ方が大切です。
本書で紹介されている「酸化」を防ぐ食べ方として、以下の内容が書かれていました。
- アブラナ科の野菜を食べる
- 生卵を食べる
- 赤みの強い鮭を食べる
- 鶏むね肉を食べる
- カカオ成分70%以上のチョコレートを食べる
- 無塩のナッツを食べる
- 豆は普段の料理にどんどん使う
- 緑黄色野菜を食べる
- お酒を飲むなら、辛口の赤ワイン
- 揚げ油は一度しか使わない
糖化について
糖化とは?
「糖化」とは、体内で「糖質」と「タンパク質」がくっついて起こり、温められることで「AGE」という褐色の硬い物質ができる反応。体がコゲるとも呼ばれています。
体は様々なものが「タンパク質」でできています。
「糖質」は活動エネルギーですが、余った糖質は、体内のタンパク質とくっつき、「糖化」が起きて、「AGE」ができます。
また、食品の中には、元々「AGE」を多く含むものがあり、それらを食べることでも糖化は進みます。
糖化が進むと肌がくすんだり、髪のツヤを失い、見た目がどんどん老け込んでしまうのです。
糖化を防ぐには?
「糖化」を防ぐには、まずは食事で糖質や「AGE」を多く含む食品を取り過ぎないこと。
それと、糖化を抑える働きのある成分を含む「抗糖化作用」の食品を食べるなど、食べ方の工夫が効果的です。
本書で紹介されている「糖化」を防ぐ食べ方として、以下の内容が書かれていました。
- 「タンパク質」のおかずから食べ始める
- 糖質は脂質かタンパク質を合わせて食べる
- 粉末の緑茶を入れた豆乳を飲む
- 料理は低温でさっと加熱し、酢やレモンを活用する
- 水をこまめに飲む
- 朝の果物は、生で少量とる
- ビタミンB1とB6を毎日とる
- 香りづけにシナモンを使う
- 好きなハーブを使う
慢性炎症について
慢性炎症とは?
「炎症」とは、「体にとって良くないもの」を取り除こうとする、体の防御反応です。
この炎症には「急性炎症」と「慢性炎症」の2種類あります。
「急性炎症」は一つは虫刺されなどで起こり、短時間で元の状態に戻ります。
もう一つの「慢性炎症」は、歯周に起きた場合を例にすると、歯周に入り込んだ「良くないもの」が、気づかないほど小さく周囲に悪影響を及ぼします。
そして、長い時間をかけて、少しづつ深く、広く広がっていきます。
ついには歯が抜けてしまうなど、気づいたときには重症化。
これが体全体で起こるとガンや心筋梗塞、認知症などの病気になってしまう。
慢性炎症を防ぐには?
「抗炎症作用」と呼ばれる、炎症を抑える働きのある食べ物をとり、病気になりにくい体を作ることが大切。
本書で紹介されている「慢性炎症」を防ぐ食べ方として、以下の内容が書かれていました。
- 朝、淹れたてのコーヒーを飲む
- ミカンは白いスジごと食べる
- 青魚を食べる
- おろしたての生姜をトッピングする
- サクサクなお菓子やマーガリンは控える
- カレーにはスパイスをたくさん入れる
- きのこを食べる
まとめ・感想
この本は、他の書籍でも紹介されている健康に生きるための食事の仕方がこの一冊にギュッと詰まっています。
健康的な食事をしたいけど、どんなことに気をつければいいか分からないような方は、まずはこの本を読むことがおすすめ。
健康に詳しい方でも豆知識がたくさん書かれており、とても勉強なると思います。
自分も新しい知識を得ることができたので、実際の食生活に取り入れていきます!
とても良い本だったので、ぜひ読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。