【変性意識を自ら操る】
認知科学者・苫米地英人氏が、催眠、気功、古武道の技術で変性意識状態を自ら操り、人生を思い通りにする方法を解説する一冊。変性意識を理解して、解釈をポジティブにしよう!
書籍の紹介文
潜在能力を解放してみませんか?
本書は、認知科学者・苫米地英人氏が、催眠、気功、古武道の技術で変性意識状態を自ら操り、人生を思い通りにする方法を解説する一冊。
変性意識状態を自ら操り、自分の内部情報を書き換えることで、潜在能力を解放できます。
潜在能力が解放できれば、人生は思いのまま!
そのための方法を本書では著者の苫米地英人氏と、催眠、気功、古武道それぞれのエキスパートが語ってくれています。
また、本の中には次のように書かれていました。
『あなたの目の前にずっとあった答え。 あなたの目の前にずっとあったチャンスに気づく時は今なのです。 無意識が見えなくしていたゴールに向かって踏み出してください。』
変性意識という新たな世界へ踏み出そう!
本書は内容量が多いので、今回は気功だけを紹介します。
気功を紹介する理由としては、本書にも書かれているように体感しやすく、独学で習得しやすいので、初心者でも始めやすいからです。
ここからは本の内容を抜粋して、感想を書いていきます。
(抜粋部分を紫色の文字、感想を黒色の文字で表示)
15個の抜粋ポイント
『気はどんなものなのかというと、 あなたが自分で作り上げるものです。』
本書を読む前は、気は一部の人にしか身に付けれないと思っていた。しかし、本書を読み、実際に自分で気を作り上げることができたときは、驚いたというより嬉しかったです。
『果たしてこの世に気はあるのか、ないのか?もしもあるなら、どんなものなのか?これは気功を学ぶ上で大きな壁です。』
気があると信じていたほうが気を感じることができると思う。しかし、気がどんなものか感じたことがないと、信じようにも、なかなか心から信じることができないから難しい。
『夜の墓場を歩く時はどうしても心臓が早くなり、ついつい足早になってしまうはずです。 頭では幽霊など実在しないと理解していても、 身体が勝手に反応しているわけで、身体にとっては幽霊が存在することとイコール。気も同様です。この世に実在しませんが、存在はするのです。』
気を感じるには、頭でごちゃごちゃ考えずに、取り敢えずやってみるほうがよさそうだね!
『気は私たちの生活と密着しています。例えば、「この人は明るい雰囲気の人だな」とか、「暗い感じがするな」とか、「なんだかここの場所いい感じがする」など。こういった私たちが普通に生活していて感じる“雰囲気”や“感じ”が、私たち気功師が “気”と言っているものと同じもの。』
僕たちが感じる“雰囲気”や“感じ”は、頭では理解できず実存を確認はできないけど、存在感は感じる。これが「気とはこの世に実在しないが、存在はする」ということなのかな。
『私たちは自分が認識できる情報領域としか関わることも動かすこともできません。ですから気功を会得していく時に最も大切なことはまずは自分の情報と関わることになります。自分の心の動きを止観し、自分自身を知ることがなによりも大切になります。』
気功に関わらず、まずは自分自身を知ることが大切ですね。
『人間に備わっている力ではあるが、 現代科学では解明できない能力」でいい。「多くの人が気で病気を改善させているのですから使えるようになったほうがいいに決まっている」という結論をしっかり持つことが大切。 では、気をどうすれば使えるようになるのか、というと、気はこの世に存在すると確信し、自分は気が使えるとしっかり思い込むことが第一です。』
科学的に気はあるかないかということよりも、気があることを理性的に信じ、気功を活用しながら生きていったほうが、人生に利点がありそうだね。
『気功も武術と同じように身体に効かせるものですから、体感しやすい。また、気功のいい点は独学でも習得しやすいところ。 自分で練った気を自分の身体に入れたり、呼吸法によって気を練ったり、気の玉を操作したりなど、具体的な身体の動かし方と練習方法が明確で初心者でも取り組みやすい。』
僕はこの本に書かれていることを実践し始めてから、3日で気を実感することができました。
『変性意識状態を自らコントロールできるようになると人生を幸福にし、自分のゴールを近づけることができるようになります。変性意識状態とは、臨場感が物理空間にない状態のこと。気持ちが目の前ではない別のことに移っている状態はすべて変性意識状態となる。』
自分の思考は、いつの間にか過去のことを思い出したり、空想したり、変性意識状態を全くコントロールできていないな。
『なぜ、変性意識を自ら操る必要があるのかを考えていきましょう。 変性意識とは、物理空間とは別の世界に臨場感が移った状態ですが、なぜ、物理空間から離れる必要があるのか? それは現実という物理空間が奴隷の世界だから。 奴隷という言葉が嫌ならば、誰かの思惑で作られている世界という言い方でもいい。』
テレビや広告などの情報によって作られている現実から離れて、自分で現実を作り上げよう。そのためには、変性意識を自ら操る必要があります。
『他人に作られた「現実」からおさらばしませんか? と私は問うているのです。あなたにとっての現実=理想郷はあなたが自分で作れば、それが現実のものになるのです。そのために変性意識はあります。』
目の前の「現実」は自分次第で変えられる。まずは「変わる」という決断をしよう!
『多くの人は一生懸命“意識して”意識を書き換えようとしています。だから、人生が変わらないのです。』
人には意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)があり、90%以上は無意識で意識は10%も満たない。人生変えたいなら大部分を占めている無意識を書き換える必要があるんだね!
『気の玉を作る際には最初に呼吸法を行うことが不可欠です。 なぜ、不可欠なのかといえば、呼吸法によって変性意識状態を作っているからです。』
本書以外でも言われていることだけど、やっぱり呼吸って大事なんだね。
『気功にしてもヨガにしても武道にしても、人為的に行うすべての呼吸法にはある共通点があります。その共通点とは「息を吸う時よりも吐く時のほうが長い」。なぜ、息を吸う時間を短くして、息を苦しくさせるのか? その答えは、呼吸をコントロールして自分の身体をほんの少し酸素不足の状態にするためです。 この酸素不足の状態こそ、変性意識状態です』
「息を吸う時よりも吐く時のほうが長く」ということは色んなところで耳にするが、「少し酸素不足にする」ということは考えたことがなかったな。
『私が紹介する呼吸法は「逆腹式呼吸」です。逆腹式呼吸は息を吸う時にお腹をへこませて、吐く時にお腹を膨らませます。 なぜ、通常とは逆の身体操作を行うのかと言えば、より呼吸に意識を向けてほしいからです。通常とは逆の身体操作で呼吸することでモーダルチャンネルを変えるきっかけにする意図もあります。』
※モーダルチャンネルとは、脳が情報を取り込む際に使用する情報の取り入れ口のこと。具体的には視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感に、言語を加えた計六つのチャンネルのこと。
僕は1年ほど毎日10分の瞑想しているが、10分間ずっと呼吸に意識を向けれていたことがない。しかし、この逆腹式呼吸だと、ほぼずっと意識的に呼吸ができていた。
『情報の取り入れ方(モーダルチャンネル)を変えると人は容易に変性意識状態になることがわかっている。例えば、コーヒーだと思って紅茶を飲んだら、「変な味の飲み物」と感じるはず。しかし、「紅茶だった」と理解すれば、すぐにおいしく飲めるようになる。 こうなる原因は視覚情報と味覚情報が異なっていたためだが、「変な味」と感じた一瞬の違和感を「Rのゆらぎ」と言う。 Rのゆらぎは変性意識状態そのものなので、モーダルチャンネルを変えることは変性意識の生成に直結する。』
日常生活でも、この「Rのゆらぎ」を取り入れるといい思う。例えば、右利きの人は左手で歯を磨くとか。
3個の実践ポイント
①逆腹式呼吸を行う
逆腹式呼吸とは、息を吸う時にお腹をへこませて、吐く時にお腹を膨らませる呼吸法。
②気の玉を作る
変性意識を操れるようになれば、簡単に気の玉を作ることができます。
③站椿功(たんとうこう)を行う
気を回す方法、また、太気拳で用いられる訓練法でもあります。
※これらのやり方については本書で詳しく解説されているので、是非、本書を読んで実践してみて下さい!
ひと言まとめ
変性意識を操り、自分で現実を作り上げよう!
本日の書籍情報
【書籍名】自分のリミッターをはずす! ~完全版 変性意識入門
【著者名】苫米地 英人(著者情報)
【出版社】ビジネス社
【出版日】2017/10/7
【キーワード】催眠、気功、古武道、人生、成功
【頁 数】238ページ
【目 次】
第1部 自分のリミッターをはずす! 変性意識入門・催眠編
1章 催眠の構造
2章 日本催眠術協会
3章 限界を超える
第2部 自分のリミッターをはずす! 変性意識入門・気功編
1章 気とはなにか?
2章 気功とは何か?
3章 最もわかりやすい実践気功入門
第3部 自分のリミッターをはずす! 変性意識入門・古武術編
1章 古武術と変性意識
2章 古武術の実践
このブログでは、ほんの一部しか紹介できていません。
本書はイラストつきでわかりやすく、実践しやすです。
是非、本書を手にとって、気を感じてみてください!!
また、同じ著者が書いた『夢が勝手にかなう「気功」洗脳術』には、気功についてより詳細に書かれています。
気功についてしっかり学びたい方は、最初からこちらの本を読んでもらっても大丈夫です。
気功について、ざっと知りたい方は、今回紹介した『自分のリミッターをはずす! ~完全版 変性意識入門』の気功編の部分だけでも読んでください。
また、今回紹介できなかった催眠編と古武術編も読んでいただいたほうが、変性意識の理解を深めることができます。
"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。