自分の価値観、強み・弱み、好きなこと・嫌いなこと、やりたいことなどの自己分析を始めてから4年程が経ちます。
始めた頃よりは、自分というのがどういう人間か分かってきました。
でも、自分探し迷路から、中々抜け出せない…
本当の自分ってなんだろうか…
そんな中、ブッダの教えが多く書かれた2つの本を読み、光明が見えた気がしたので、ここにまとめます。
1つ目の本
【思いがけず利他(中島岳志)】
★★参考になった考え方★★
『無我の我』
- 仏教では、存在しない「真の我」に固執することで「我執」が生まれ、苦しみが増幅されると言われている
- 仏教では「無我の我」というあり方が説かれ、「真我(意識の最も深い内側にある個の根源)」を否定している
- 世の中は無常であり、常に変化の途上にある。だから、「我」もまた無常で、変わりゆく存在
- 「私」はここに存在する。では、ここにいる「私」とは、どのような存在なのか。 それは「変わりゆく私」
- 新たな「縁」を得ることで、私のあり方はどんどん変化していく。これが「無我の我」
- 「無我の我」という考え方は、「私らしさ」「私への固執」から私を解放し、無限の変化への扉を開いてくれる。自分探し迷路から、救い出してくれる
ブッダの言葉
「この世界をめぐるさまざまな見解があろうとも、人生があり、老いと死があり、 憂いと心の傷と、悲しみと日々の煩悶がある。 こうした現実の苦しみを越える道を、私は伝えるのだ。」
2つ目の本
【こころを洗う技術(草薙龍瞬)】
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★★参考になった考え方★★
『「やりたいこと」=欲求(承認欲や金銭欲)
欲を満たせる生き方を期待している』
- “自分”や”欲求”は、価値の一つに過ぎない。他にも価値はある
- 自分の役割を果たすという価値
- 今、人や社会に求められることから始める
- 今の自分に出来ることを始めればいい
- ひとつの役割を卒業しても終わりはない
『かつては、現実の日々に物足りなさを感じて、何かを求め続けていた。 しかし今は、授かった日々の中に満足を見出せる。今そのものが幸せである。』(「こころを洗う技術」より)
こんな心境に、少し近づいたように思える4/21、日曜日の朝だった。
ブッダといえば、4/28㈰の「煙り仙人と共に魂を磨く会」では、ブッダが悟りを開いたという「ヴィパッサナー瞑想(日常瞑想)」を、今回のテーマとしています。
楽しみですね☺️
"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。