食事

かぼちゃの栄養と薬膳的効果

食事

先日、漢方薬局に行ったところ、「脾」の機能が弱っていることが分かりました。

そこで、「脾」の働きを補う「かぼちゃ」の栄養と薬膳的な効果を紹介します。

※脾とは、胃と共に、 消化吸収に関する働きを担っており、西洋医学の脾臓とは、生理機能が、全く異なる。
脾の働きは、単なる消化吸収だけでなく、飲食物の中からより分けられた、 体に必要な栄養物を全身の各組織に供給する。
その他に血を作り、血液が血管外に漏れ出さないようにしたり、体内の水分の吸収と排泄を促進する作用もある。
参照元:「脾」について

 

かぼちゃの栄養

 

かぼちゃの栄養成分として特徴的なのは、食物繊維と様々なビタミンが豊富なこと。

肌の粘膜を保護する「βカロテン(体内でビタミンAに変わる)」やコラーゲンを作ったり、メラニン色素の生成を抑える「ビタミンC」、血行促進効果がある「ビタミンE」が多く含まれています。

また、この3つのビタミンは活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があります。

かぼちゃだけで、美肌効果、老化防止、生活習慣予防、感染症予防など多くの効果が期待できる!

 

かぼちゃの薬膳的効果

次に薬膳としての効果・効能を紹介します。

 

【オススメの体質】
気虚タイプ

【元気になる臓器(帰経)】
脾、胃

【五味】
甘味

【五性】
温性

体を温めて脾と胃の働きを助けてくれます。
疲労を回復する効果もあります。

参照︰漢方ライフ

※東洋医学では体質を6つのタイプに分け、体質によってなりやすい症状や対処法が決まります。
東洋医学で体を支える大切な3要素を「気」「血」「水」と呼ぶ。
そしてこの3要素の状態により虚証(不足している状態)と実証(めぐりが悪い状態)に分ける。
つまり、3つの要素と2つの状態で、体質タイプは大きく6つの性質に分かれます。
参照︰体質チェック(このサイトから自分の体質チェックができます)

※帰経とは、五味と対応した五臓六腑を示したもの。例えば、苦味は心と小腸が対応した臓腑になる。それぞれの味はそれぞれの臓腑を働きを助けます。
参照︰帰経について

※五味とは、食べ物の味を「酸味、苦味、甘味、辛味!鹹味(かんみ<塩辛い>)」の5つに分けたもので、味が持つ効果によっても分類されています。食材によっては複数の味を持っているものもあります。

※五性とは、食べ物が体を温めたり、冷やしたりする性質を、「熱性、温性、平性、涼性、寒性」の5つに分類したもの。
参照︰五味・五性について

※五臓六腑とは、東洋医学で体内にある臓器を表したもの。五臓には、肝・心・脾・肺・腎があり、六腑には、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(体内の空間)があります。東洋医学で臓と腑は、、臓器そのものではなく、臓器の動きも指しています。
参照︰五臓六腑について

 

かぼちゃレシピ

かぼちゃの定番レシピといえば、かぼちゃの煮物。

参考レシピ

レシピでは砂糖を使っていますが、かぼちゃ自体が甘いので使いませんでした。

基本的に我が家では、砂糖控えめで作ります!

 

だいぶ煮崩れしてしまいました(笑)

それと、かぼちゃのきんぴらも作りました!

参考レシピ

これもまた美味しかったです。

栄養満点で美味しいかぼちゃを普段の食事に取り入れてみてください!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

なしお

"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。

なしおをフォローする
タイトルとURLをコピーしました