疲労回復に効果的な食事として、大きく3つにまとめたので紹介します。
活性酸素の発生を防ぐ食事
現代の食生活では、 食品添加物を全く摂らずに食事をすることはなかなか困難です。
食品添加物の少ない食材を選ぶことを意識しつつ、「抗酸化作用」に注目してみましょう。
抗酸化作用とは、 体内で活性酸素の働きを抑える機能のことで、 酵素やビタミンなどにこの特徴を持つものがあります。
また、食品にこうした成分が含まれていることもあり、植物の色素や苦み、渋み成分であるポリフェノール、動植物に含まれる赤、オレンジ、黄色などの色素成分であるカロテノイドなどがそれにあたります。
抗酸化作用を持つ成分は食事によっても摂取することができ、これらの成分を多く摂取できる食事法が 「スカベンジャー食事法」です。
〜抗酸化作用のある食品例〜
○ポリフェノール
コーヒー、緑茶、チョコレート(カカオ)、ワイン(ブドウ)など
○カロテノイド
緑黄色野菜(ニンジン、ホウレンソウ、 ピーマン、 カボチャ)、柑橘類など
○イミダゾールペプチド
鶏むね肉、ササミ、豚ロース、豚モモなど
○アスタキサンチン
サケ、エビ、カニなど
腸を整える食事
腸といえば消化や栄養素の吸収などを行う器官ですが、「腸は第二の脳」といわれるように、実は脳とも互いに影響し合う「腸脳相関」という関係性にあります。
自律神経のバランスが乱れると腸内環境が悪化しやすくなり、反対に、腸内環境が悪くなっても自律神経のバランスが乱れやすくなります。
つまり、腸内環境を整えることは自律神経の乱れを改善することにつながり、疲労回復にも効果があるということです。
そこで、発酵食品や食物繊維に注目してみましょう。
発酵食品は腸内細菌のエサとなってその働きを活発にしますし、食物繊維は腸内環境の維持や排泄を促す効果があります。
これらを食事に取り入れ、腸を整えましょう。
〜整腸作用のある食品例〜
○発酵食品
ヨーグルト、チーズ、納豆、ぬか漬け、みそ、酢、日本酒など
○食物繊維
切り干し大根、干ししいたけ、きくらげ、ゴマ、豆類、海藻類など
※干すことにより、 食物繊維の量が増える食品もあります。
食習慣に気を配る
寝る前の飲食によって内臓を酷使したり、過度な飲酒をして覚醒作用のあるアルコールをたくさん摂取したりすると、良質な睡眠や疲労回復を妨げます。
また、日が沈む夕方以降に栄養ドリンクやコーヒー、お茶といったカフェインを含む飲料を飲むといった習慣も、自律神経のバランスを乱し、疲労がなかなか回復しない原因となります。
さらには早食いの傾向にある人は、咀嚼が足りないことが消化によくないことに加え、自律神経も休まりません。
たまには仲間と一緒にリラックスした食事タイムを確保することも、ポイントとして意識しましょう。
"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。