ここでは、コロナ禍だからできる笑顔習慣について解説しています。
今こそ、笑顔習慣を身につけていきましょう!
【なぜ、今こそ、笑顔習慣なのか?】
それは、コロナ禍でマスクを付けていることが当たり前だからです。
そして、マスクを付けていれば、口元は誰にも見られません。
見られないということは、どんな場面で口元が笑っていても、誰にも気づかれない。
気づかれないということは、笑い放題です!
「それで、何かいいことがあるの?」と、思われた方がほとんどだと思いますが、大いに良いことがあるんです。
簡潔にいえば、人生が幸せになる。
ここで、心理学者であるウィリアム・ジェームズの名言を紹介します。
「幸せな人が笑っているのではなく、笑っているから幸せ」
笑っている時間が多くなれば、それだけ、幸せな時間も増えるということです。
ここからは、笑顔習慣の実践方法と、その効果などについて、詳しく解説していきます。
笑顔習慣の実践方法
ここでは、笑顔習慣で実践してもらう笑顔の作り方と実践ポイントをご説明します。
笑顔の作り方
笑顔習慣で実践してもらう笑顔の作り方は、頬が少し持ち上がる程度に口角を上げ、穏やかな顔を作り、その状態をキープして作ります。
「少し口角を上げた穏やかな顔の状態」をここでは、「和み笑顔」と呼びます。
「和み笑顔」は、『表情で体が変わる かんたん笑顔呼吸』という本の中で紹介されていました。
この本の中で、「和み笑顔」についての説明されている部分を抜粋します。
この「和み笑顔」を、次に紹介する「実践ポイント」に合わせて、実践します。
笑顔習慣の実践ポイント
①マスクをしている時
いつも穏やかな顔の人が「和み笑顔」をしていても違和感はあまりないです。
しかし、いつもあまり笑わない人や強面の人が「和み笑顔」をすると、周りの人から不気味に思われかねません。
そこで、コロナ禍でマスクを付けていることが当たり前という状況を利用します。
「和み笑顔」程度の笑顔でしたら、マスクを付けていれば、バレません。
マスクを付けているので、「和み笑顔」で歯が見えていても大丈夫です。
②「和み笑顔」をキープする
気がついた時に、できる範囲で、「和み笑顔」をキープしたまま過ごして下さい。
「和み笑顔」をしている時間が長いほど、次章で解説する効果が得られやすくなります。
しかし、頑張り過ぎは禁物です。
「和み笑顔でいなければ」と思うと、逆にしんどくなります。
気がついたときに口角を上げるぐらいの気持ちで取り組んで下さい。
笑顔で歯磨き
ここまでは、「和み笑顔」の習慣化の紹介でした。
「和み笑顔」とは別に、もう一つ行ってほしい「笑顔習慣」があります。
それは、笑顔で歯磨きをするということ。
やり方はとても簡単で、鏡を見ながら歯磨きをして笑顔を作ればいいだけです。
人は笑うことで幸せになります。
その笑った自分の顔を見ることで、更に幸せになります。
このときは、満面の笑みでやってみて下さい!
笑顔の効果
ここからは、笑顔の効果について解説していきます。
①鼻呼吸がしやすくなる
笑っているときは、鼻の穴大きくなり、鼻呼吸しやすくなります。
鼻呼吸することで免疫力アップや脳の活性化、自律神経が整うなどの効果が得られます。
※『表情で体が変わる かんたん笑顔呼吸』より引用
②ストレス軽減
眼輪筋を動かすと、楽しい感情をつくる神経が脳で活発に働き、リラックスできるようになります。
※『表情で体が変わる かんたん笑顔呼吸』より引用
これは、口角を上げるだけでなく、目尻に皺ができつぐらいの笑顔が効果的です。
しかし、マスクでは目元を隠せず、やりすぎると笑っていることがバレてしまうので、目尻にシワができるかできないか程度の優しい眼差しを心がけてください。
③様々なホルモンを分泌させる
笑顔は脳内の神経伝達物質に働きかけ、様々なホルモンを分泌させてくれます。
ここで笑顔によって、分泌されるホルモンについて紹介します。
- ドーパミン…快感や多幸感をもたらす他、やる気を出してくれるホルモンです。
- セロトニン…精神の安定や安心感をもたらすホルモンです。うつ病や認知症の治療に効果的。
- オキシトシン…心に安らぎをもたらすホルモンで、親しい人とのスキンシップで分泌されることが多いホルモンです。
- エンドルフィン…痛みを和らげたり、気持ちを落ち着かせるを効果があります。
④頬のリフトアップ
頬がリフトアップして、小顔効果の期待ができます。
【作り笑顔で効果あるの?】
脳は、作り笑顔と本物の笑顔の違いを認識できません。
作り笑顔でも、本当に笑ったときの笑顔と同じ位置に筋肉が動けば、脳は本物の笑顔と同じだと捉えるのです。
是非、つくり笑顔でもいいので、形から入りましょう!
口角上げトレーニング
普段、あまり笑っていなくて、口角を上げるのがキツイという方は、自宅で口角を上げるトレーニングをすることをおすすめします。
トレーニング1:割り箸をくわえる
割り箸をくわえ、口角を上げた状態でキープするトレーニングです。
【手順】
- 割り箸をできるだけ奥歯でくわえる
- 口角を割り箸より上げ、口を「い」の形します
- この状態を30秒キープ
- 1〜3を3セット繰り返す
トレーニング2:よく噛んで食べる
食事中によく噛んで食べるという、シンプルなトレーニングです。
よく噛むだけで、口周りの筋肉が自然と鍛えられます。
よく噛むことになれていない方は、一口あたり30回噛むとルールを決めて取り組んで下さい。
また、柔らかい食べ物だけではなく、歯ごたえがある食べ物を積極的に食べるようにしましょう。
そうすれば、自然と噛む回数は増えていきます。
【よく噛むことの、その他の効果】
食事をよくかんで食べると唾液が十分に分泌されます。
唾液には、ペルオキシダーゼという抗酸化酵素が含まれており、活性酸素を除去する働きがあります。
噛む回数が少ないと、唾液に含まれるペルオキシダーゼも十分にその効果を発揮できないのです。
唾液が十分に分泌されることで、その他の消化液や胆汁が分泌されるなど、消化吸収を促す働きも持っています。
また、食事をゆっくり味わうことで、少量でも満足感が得られ、ダイエット効果にも繋がります。
※「活性酸素」について詳しく知りたい方は、こちら
笑顔になるための思考法
気持ちが前向きだったり、いい気分のときは、「和み笑顔」を自然にできることが多いです。
しかし、気持ちが落ち込んでいたり、イライラしていると、「和み笑顔」になるためのエネルギーが、普段より必要となってしまいます。
「和み笑顔」になることで気持ちをポジティブにする効果はありますが、一番良いのは自然に「和み笑顔」ができること。
そこで、ここでは自然に「和み笑顔」ができるように、前向きになれる考え方を『人生を変える笑顔の作り方』という本の中から紹介します。
※『人生を変える笑顔の作り方』を解説した記事は、こちら。
その考え方とは《足し算思考》《陽転思考》《チャレンジ思考》です。
足し算思考を身につけるために、まずは自分の長所や周りに感謝できることなど、良いところをたくさん書き出してみましょう。
陽転思考を身につけるために、過去の自分に起きた問題や苦難を思い返してみてください。そして、それが自分の人生にどんな良い影響をもたらしたのかを書き出してみましょう。このときに、マイナスなことは考えなくていいです。
チャレンジ思考を身につけるために、過去に自分が失敗したと思う出来事で、そこからどんな学びを得たのか書き出してみましょう。
この3つの考え方を合わせると、一般にいうプラス思考になります。
自分の考え方を常にプラス思考にできれば、自然に「和み笑顔」ができます。
笑顔習慣の応用編
「和み笑顔」の効果をさらに引き出すための方法をご紹介します。
アンガーマネジメント + 和み笑顔
和み笑顔をアンガーマネジメントに利用します。
まず、その場で怒りを抑える一般的な方法としては、以下のようなものがあります。
- 6秒数える(怒りのピークが6秒のため)
- 深呼吸する
- 別のことを考える
- 怒りを点数化する
ここにプラスして、和み笑顔を付け加えます!
- 和み笑顔で6秒数える
- 和み笑顔で深呼吸する
- 和み笑顔で別のことを考える
- 和み笑顔で怒りを点数化する
なぜ、和み笑顔をプラスするのか?
私自身、2歳と4歳(2022/5時点)の子育てをしていると、カッとなって、怒ってしまうことがあります。
そんな時、一般的な怒りを抑える方法を実践していたのですが、「6秒数える余裕がない」「深呼吸している余裕もない」「別のことを考える余裕もない」「怒りを点数化する余裕もない」というのが正直な感想です。
相当、余裕のない人間ですね(笑)
そんな余裕のない人間でも、即座に実行できる方法が笑顔なんです。
笑顔をワンクッション入れると、みぞおち辺のムカムカが少し和らぎ、一般的な怒りを抑える方法が実践しやすくなります。
また、怒りが湧くと、どうしても呼吸が浅くなり、上手く深呼吸ができません。
そこで、笑顔をワンクッション入れると、スムーズに深呼吸ができます。
感謝法 + 和み笑顔
感謝法とは、こちらも『人生を変える笑顔の作り方』の中で紹介されているもの。
※『人生を変える笑顔の作り方』を解説した記事は、こちら。
いつでもどこでも、1回でも多く、心の中で、「ありがとうございます」をくり返し唱えるという方法で、 心がこもってなくても大丈夫です。
なぜ、「ありがとうございます」をくり返し唱えるといいかというと、この言葉は、とても素晴らしい氣(波動)を持っているからです。
物や人間の体、感情、言葉、出来事など、すべては氣からできています。
※「氣」について詳しく知りたい方は、こちら
そして、同じ氣のものは、同じ氣のものを引き寄せます。
つまり、良い言葉は、幸運(良い出来事)や良い出会いなどを引き寄せるということです。
良い言葉の中でも、特に素晴らしい氣を持つのが、「ありがとうございます」という言葉。
心がこもっていなくても、「ありがとうございます」をくり返し唱えることで、自然と気持ちが明るくなっていき、幸運を引き寄せます。
この感謝法に「和み笑顔」をプラスすれば、さらに幸運が引き寄せられること間違いなしです。
おわりに
日本は公共でのマスク着用率は、世界的に見て、とても高いです。
コロナワクチンの3回目の接種が始まっても、まだマスクを外せる様子ではありません。
「マスクなんて嫌だ、早くマスクがない生活をしたい」と思っていると、気持ちが沈んでいきます。
そんなときは、解釈をポジティブにすることが大切です。
マスクが日常的になっていることは、今回紹介した笑顔習慣を取り入れ、いつでも笑顔でいられるチャンスが高いと、ポジティブに解釈できます。
今だからこそ、笑顔の多い日本にしていきましょう!
そして、いつかマスクを気兼ねなく取れたとき、「そんなに笑顔が素敵だったっけ?」と思われるように、笑顔を鍛えていきましょう!!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
記事内で紹介した本は、とても参考になるので、是非、読んでみてください!
"なしお"という名前は、このブログを作る時に命名しました。命名の由来は、「スキルなし、経験なし、人脈なし、学歴なし、コミ力なし」ということで"なしお"です。当時の僕には、何もないと思ってたので、"なしお"という名前を自分に命名しました。
そして、"ない"を、"ある"に変えていく・気づいていくための、"なしお"の奮闘をこのブログに記していきます。その中で、他の誰かに、お役に立つ情報が少しでもあれば幸いです。